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お盆

愛知、名古屋、岐阜でおしゃれなお家を新築するなら善匠！の実施設計課の山本です｡

去年入社いたしまして､ブログでは初登場となります､どうぞよろしくお願いいたします！

さて私は出身が石川県金沢市でして､お盆に里帰りいたしました｡

お墓参りも終え､よし地元の友達と遊びにでも行こうと思った矢先､､､

滝のような大雨

忘れていました､金沢には

「弁当忘れても傘忘れるな」

ということわざがあることを､､､

もともと､予定していた千里浜のなぎさドライブウェイで海に繰り出すことは諦め､

近場で行きたかった､鈴木大拙館にいくことに｡

ご存知ない人がほとんどだと思いますが､

鈴木大拙は､約70年前に､英語圏に｢禅｣を広めた人物｡

スティーブジョブズの思想に｢禅｣が大きく影響していた､という記事を目にし､

｢禅｣を調べたのが､仏教哲学者､鈴木大拙を知ったきっかけでした｡

そして､その人物を記念する鈴木大拙館は丹下健三事務所出身､谷口吉生､

ニューヨークMoMAや豊田市美術館など数多くの美術館を手掛けた建築家による設計です｡

こちらは､｢水鏡の庭｣

余分なものはなにもなく､

水に浮かぶような思想空間棟､

コンクリートと揺れる木々､

雨水や風にうつろう水面とそれを静かに囲む壁面｡

豊かな自然の間のシンプルで静的なモダニズム建築という対照的構成が､

｢無常｣を感じる空間を引き立たせているように感じました｡

帰省中の不運な雨の中でしたが､静かではかなくも豊かな体験ができてよかったです｡

もしみなさまも､金沢に観光の際には､鈴木大拙館に足を運んでみてはいかがでしょうか？

p.s.

軒の効果に感動しました！

近代的なモダニズム建築ですが､スッと伸びた軒に伝統的な日本建築の要素も感じます｡

建築っておもしろいですね！