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Newsマイホームを検討する際、「注文住宅にするべきか、それとも建売住宅がいいのか」と迷う方は多いのではないでしょうか。
どちらにもメリット・デメリットがあり、どちらが良いかは家づくりの目的やライフスタイルによって異なります。
この記事では、注文住宅と建売住宅の違い、それぞれの特徴を比較しながら、選び方のポイントを解説します。
注文住宅とは、施主がハウスメーカーや工務店と建築工事請負契約を結び、希望の土地に自分たちの理想の住まいを一から設計・建築する住宅のことです。
間取りや外観、内装、設備に至るまで自由に決められるため、家族構成やライフスタイルに合わせた住まいづくりが実現できます。
注文住宅には、主に以下の3種類があります。
フルオーダー住宅 | 完全オーダーメイドの住宅 |
セミオーダー住宅 | あらかじめ決まった基本仕様の中から、間取りや設備を選択できる住宅 |
規格住宅 | 用意された複数の建築プランから選ぶ形式 |
注文住宅の最大の特徴は「自由度の高さ」です。
間取りやデザイン、設備などを自分好みに設計できるため、理想の住まいを実現しやすいでしょう。
建売住宅とは、不動産会社やハウスメーカーがあらかじめ設計・建築した住宅を、土地と建物をセットにして販売する住宅のことです。
「分譲住宅」とも呼ばれ、同じ分譲地内に複数棟が建てられるケースも多く見られます。
間取りや仕様は基本的に決まっており、自由に変更することはできませんが、完成済みの物件を実際に見てから購入できるため、住まいのイメージがつかみやすいのが特徴です。
土地探しや設計の手間がかからず、コストや工期を抑えやすいため、早期に入居したい方や予算を抑えたい方に選ばれています。
また、建築途中に契約すれば、一部仕様の変更が可能な場合もあります。
注文住宅と建売住宅には、家づくりのスタイルや進め方、費用、自由度などに明確な違いがあります。
どちらが自分に合っているかを判断するには、それぞれの特徴を具体的に比較することが大切です。
ここでは、購入費用、設計の自由度、入居までのスピード、資金計画の立てやすさといった主要なポイントに沿って、注文住宅と建売住宅の違いをわかりやすく解説します。
注文住宅 | 建売住宅 |
3,863万円(土地付き4,903万円) | 3,603万円 |
出典:住宅金融支援機構「2023年度 フラット35利用者調査」
建物の価格だけを比べると、注文住宅と建売住宅にはそれほどの価格差がないように見えるかもしれません。
しかし、建売住宅は土地と建物がセットで販売されているのに対し、注文住宅は土地を別途購入するケースが多いため、最終的な総額には約1,300万円の差が生まれています。
外構工事や追加設備など、見積もりに含まれていない費用がかかるケースもあるため注意が必要です。
注文住宅 | 建売住宅 |
外観、間取り、設備仕様などを自由に決められる | デザインや間取りはほぼ決まっており、基本的に変更は不可 |
注文住宅では、間取りや外観デザイン、内装、キッチン・バスなどの設備まで、自分の理想に合わせて自由に設計できます。
「家族構成に合った動線設計をしたい」「収納を多めに確保したい」「趣味専用のスペースが欲しい」といった希望を反映できるのが大きな魅力です。
対して建売住宅は、すでに間取りや設備仕様が決まっているケースがほとんどです。
購入時点で完成している物件が多いため、大幅な変更はできません。
ただし、建築途中のタイミングで購入すれば、内装のカラーや一部の設備を変更できることもあります。
注文住宅 | 建売住宅 |
平均8〜15ヶ月ほど | 平均1〜3ヶ月ほど |
注文住宅は、土地探しから設計、施工までのすべての工程を一から進めるため、入居までに時間がかかります。
設計にこだわったり、天候の影響を受けたりすることで、1年を超えることもあります。
一方で、建売住宅はすでに完成済みの物件が多く、購入後は契約とローン手続きが済み次第、1〜2ヶ月で入居可能です。
「できるだけ早く住み始めたい」「子どもの入学・転校に合わせて引っ越したい」という方には建売住宅が向いています。
注文住宅 | 建売住宅 |
費用が変動しやすい予算オーバーに注意 | 販売価格が明確で資金計画が立てやすい |
注文住宅は自由に設計できる分、外構費用、設備のアップグレード、工事中の追加変更など、予算が変動しやすいのがデメリットです。
設計や素材にこだわるほど費用が膨らむ傾向にあるため、資金計画には十分な余裕を持たせる必要があります。
一方、建売住宅は「土地+建物」のパッケージ価格で販売されており、価格が明確なため資金計画が立てやすいのが特徴です。
住宅ローンの審査や手続きもスムーズに進みやすく、「予算内で家を確実に購入したい」という方にとって安心感があるでしょう。
建売住宅とは、不動産会社やハウスメーカーがあらかじめ設計・建築した住宅を、土地と建物をセットにして販売する住宅のことです。
すでに土地を所有している方には、注文住宅が基本的な選択肢となります。
建売住宅は「土地+建物」が一体で販売される形式のため、所有地に建物だけを建てたいというニーズには対応できません。
注文住宅なら、土地の形状や周辺の景観、日当たりなどの条件を活かして、理想の住まいを一から設計できます。間取りや外観も自由に決められるため、「せっかく自分の土地があるなら、オリジナルの家にしたい」と考える方にぴったりです。
また、土地取得費がかからない分、その予算を建築費や設備に回すことができ、グレードの高い仕様を実現しやすいというメリットもあります。
土地探しからスタートし、なるべく低予算でマイホームを手に入れたい方には、建売住宅がおすすめです。
建売は土地と建物をセットで購入できるため、個別に土地を探す手間が省けるうえに、総額の費用も抑えられるでしょう。
一方で、近年では「セミオーダー型注文住宅」や「企画型住宅」など、コストを抑えつつ設計の自由度を持たせた注文住宅プランが増えています。
そのため、工務店や地域密着型の住宅メーカーなど、依頼する施工業者によっては、建売住宅と同程度の予算で注文住宅を建てられる可能性も十分あると言えるでしょう。
転勤、子どもの入学、家賃の節約などの理由から「とにかく早く引っ越したい」という方には、建売住宅が向いています。
すでに完成している物件であれば、契約後1〜2ヶ月以内に入居できるケースも珍しくありません。
仮住まいを用意する必要がないため、住み替えのスケジュールが立てやすく、時間的な余裕がない状況でも安心です。
引越しや家具の準備なども、現物の家を見ながら計画を立てられるため、効率良くマイホームを持てるでしょう。
理想の家を実現したいという強い希望がある方には、注文住宅が最適です。
間取り、収納計画、家事動線、外観、内装の色合いや設備まで、細部にわたって自分のこだわりを反映できます。
例えば「キッチンを広くしてアイランド型にしたい」「リビング階段を採用したい」「在宅ワーク用の書斎が欲しい」など、ライフスタイルに合ったプランニングが可能です。
自分や家族の暮らしにフィットした快適な住まいを実現できるでしょう。
住宅ローンの手続きを簡単に済ませたい場合は、建売住宅がおすすめです。
土地と建物をまとめて一度に購入するため、ローンも一括で申請・実行でき、契約〜入居までの流れもスムーズです。
一方で、注文住宅では「土地購入→建物請負契約→着工→引渡し」という段階を踏むため、土地と建物それぞれに対してローン審査や登記が必要になるケースがあります。
特に土地購入から始める場合は、つなぎ融資の手配が必要になることもあるため、やや複雑です。
将来的に間取り変更や増改築の可能性がある方にも、注文住宅がおすすめです。
最初から将来の変化を見据えた設計が可能なため、構造的にリフォームしやすい家づくりができるでしょう。
例えば「子どもが巣立ったあとに部屋をつなげて広く使いたい」「親との同居に備えて一部をバリアフリー化したい」など、長期的な視点で住まいを考えられるのが大きな強みです。
建売住宅もリフォーム自体は可能ですが、構造的な制約や施工情報の不明確さなどにより、大規模な変更が難しい場合もあります。
注文住宅と建売住宅は、一概にどちらかが優れているというものではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。
「自分たちだけのこだわりを反映した理想の家を建てたい」という方には、自由度の高い注文住宅がおすすめですが、「費用を抑えながらスムーズに家を購入したい」「できるだけ早く入居したい」という方には、建売住宅が向いています。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、家族構成やライフプラン、資金状況に合った選択をすることが大切です。
どちらにするべきか迷ってしまう場合には、注文住宅のプロに相談してみるのも一つの方法です。
愛知県・岐阜県で数多くの注文住宅を手がけてきた工務店「善匠」では、フルオーダー住宅から規格住宅まで、予算やご要望に合わせた多彩なプランをご用意しています。
住宅ローンや資金計画のご相談にも対応可能です。
まずは、県内各地に展開しているモデルハウスで、「善匠」ならではの家づくりのこだわりをぜひご体感ください。
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