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「何故選ばれている?「平屋」の長所と短所」

こんにちは、善匠です。

皆さんは理想の我が家を「平屋」にしたいと思ったことがありますか?

国土交通省の「建築着工統計調査」によると、居住専門住宅の着工棟数に占める平屋の割合は2016年時点で8.3%でしたが、2022年では13.9%まで増加しています。この数字は落ち込むことなく年々増え続けていることから平屋の人気が伺えます!

「とはいえ、平屋の良し悪しはあまりよくわかっていない…」
という方も多いのではないでしょうか?

そんな平屋のメリットとデメリットを見ていきましょう!

 

《メリット》

#ワンフロアで生活ができる

2階建ての場合、階段の昇り降りが発生する分、家事や部屋へのアクセスで非効率になることも。平屋は全て同じフロアにあるため各部屋へと行き来しやすく、時短に繋がります。
平屋を選ぶ理由として最も多くいただく意見です!

 

 

#バリアフリー対応が可能

自身の将来や高齢の家族との生活を見据えて自宅をバリアフリーにしたいと考えている方も多いかと思います。平屋はワンフロアのため、バリアフリー対応しやすいです。
2階建ての場合は室内全てをバリアフリー化するのは難しく、生活範囲を制限するなどの方法をとらなければならなくなります。平屋であればほぼフラットな造りのため、バリアフリーの設計をしやすく、将来的にも快適な生活を送ることができます。

 

 

#構造が安定している

平屋は2階建てのように高さがない分、構造的に安定しています。
地震の多い日本だからこそ耐震性に優れているという点は安心材料となります。

 

 

#メンテナンス費用を抑えやすい

平屋はシンプルな構造なのでメンテナンスする項目が少なく、費用が抑えられます。
さらに、外部のメンテナンスでは、外壁や屋根の塗装・修理の際に2階建てであれば大掛かりな足場を組む必要がありますが、平屋ではその必要がありません。
10年20年と長く住み続けるからこそ、メンテナンス費用が抑えられるのは嬉しいポイントです!

 

 

#小屋裏を活用できる

平屋は2階建て比べて収納が少ないと感じる方が多いと思われます。
しかし、平屋は2階がない分、屋根下にあたる小屋裏を有効活用できるというメリットがあり、そのスペースを収納として利用することで収納の少なさを解消することができます。
収納が不要な場合は天井を高く設計し、室内の開放感を高めるといった使い方もできます。

 

 

#屋外に出やすく、自然を身近に感じられる

平屋は全フロアが地面に近く、外の景色や自然を近くに感じることができます。
ウッドデッキやお庭を設け、屋外で食事や読書など、まったりと過ごす時間が増えそうですね。

 

 

《デメリット》

#広い敷地が必要

2階建てと同じぐらいの床面積にしようとすると、単純計算で2階建ての2倍の敷地が必要になります。広い平屋を建てようとするとそれだけ多くに費用がかかってしまいます。
また、土地はエリアによって建ぺい率が決まっています。建ぺい率が50%の場合は土地面積の半分までしか建物を建てられません。コンパクトな家に広い庭を持ちたい場合には建ぺい率が低いエリアでも問題ありませんが、広い床面積を求める場合は、建ぺい率の高いエリアで土地を探すのもいいでしょう。

 

 

#価格が割高

平屋は2階建てと比較し、価格が割高になる傾向にあります。平屋は建物が土地に接する部分が多く、土地の基礎工事の面積が広くなってしまうためです。他にも2階建てと比較し、屋根が広い分屋根の工事費も多くなってしまいます。
ここで注意したいのは、あくまでも価格を面積で割り戻した際の坪単価が割高になるということです。つまり2階建てと全く同じ面積の平屋を建てる際には平屋の方が高くなりますが、同じ条件のお家を設計した時には、平屋は階段の空間を確保する必要がないため面積が小さくなるのが一般的です。そのため、平屋と2階建ての総費用を比べた時に、面積がコンパクトになった分、平屋の方が費用を抑えることができるという可能性も充分にあり得ます。

 

 

#プライバシー、防犯面で不安

平屋は全ての部屋が地面に近く災害時などでも安心である反面、プライバシーや防犯面で不安があります。
2階建て以上のお家であれば、寝室などプライバシーの配慮が必要な居室を2階に設計するなどの工夫ができますが、平屋の場合、工夫しきれない場合もあるでしょう。また「夜間や留守中に人に侵入されるのではないか」と不安に感じるかもしれません。
塀や植木、砂利を設置したり、防犯カメラやセンサーライトを付けておくことで対策となるでしょう。

 

 

#水害時に不安

2階建ての家であれば2階に避難できますが、平屋では小屋裏がない限り避難できる場所がありません。水害のレベルによっては、室内全てが水浸しになってしまうこともあるでしょう。
床の浸水を抑えるために、建物の基礎を高く設計したり、ハザードマップを考えた土地選びをするなど対策が必要です!

 

 

最後に、善匠の平屋のお家をピックアップしてご紹介!✨

 

 

 

平屋のお家PickUp!

 

「畳リビングで過ごす、くつろぎの平屋」
加茂郡 K様邸(https://www.zenshoo.com/completioncase/69678/

 

「カフェな平屋」
多治見市 T様邸(https://www.zenshoo.com/completioncase/67708/

 

「Japanese×Natural×HIRAYA」
一宮市 O様邸(https://www.zenshoo.com/completioncase/63840/

 

「ミニマルな口の字の平屋」
加茂郡 H様邸(https://www.zenshoo.com/completioncase/63658/

 

 

ではでは!